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このサイトは、弊社製品に関する情報を医療従事者の皆様に提供することを目的に作成されています。一般の方への情報提供を目的とするものではありませんので、ご了承ください。




製品番号:FR-2293
太田氏IOL強膜内固定用鑷子 27G

強膜創より挿入してIOL支持部先端を把持し眼外へ引き出します。シャフトが短くカーブしているため、前房内操作が容易です。
- シャフトの太さ
- 27G
- ハンドル
- ショート
- JANコード
- 5060165858224
- クラス分類
- 一般医療機器
- 届出番号
- 13B2X00180000024
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製品紹介
About 01.
太田氏IOL強膜内固定術
太田氏IOL強膜内固定術は新世代のIOL二次挿入術であり、解剖学的・光学的安定性に優れ、小切開にて手術可能、IOL脱臼例にも応用可能などの利点があります。眼外へ引き出したIOL支持部先端を強膜トンネル内に挿入し、IOL支持部を強膜床に1針縫着して固定するため、煩雑なIOL支持部への縫合操作や縫着用IOLは不要です。
製品詳細

Detail 01.
1. マーキング
■3面マーカーを用いて2時、8時の位置にマーキングを行います。
■2時、8時の強膜上にTマーカーでT字切開のためのマーキングを行います。輪部より2mm離れた位置にマーキングされます。

Detail 02.
2. 強膜穿孔創を作成
■T字状の強膜半層切開を行ったのち、IOL支持部を眼外へ引き出すための強膜穿孔創を作成します。
■24GMVRナイフ(曲)を虹彩に水平に刺入して毛様溝へ至るようにします。

Detail 03.
3. 強膜トンネルを作成
■24GMVRナイフ(曲)を輪部に平行に刺入し、IOL支持部先端を強膜内に埋め込むための強膜トンネルを作成します。

Detail 04.
4. IOL前方支持部の把持
■眼内に挿入されたIOLの前方支持部を25G鑷子を用いて眼外に引き出します。
■引き出した前方支持部が眼内に戻ることがないよう、マイクロ軽量クレンメで支持部の根元を把持して固定します。こうすることで、その後に行う後方支持部の操作がより安全に行えます。

Detail 05.
5. 支持部を強膜トンネルに挿入
■眼外の後方支持部をレンズ鑷子で眼内に挿入し虹彩面上に置きます。
■Uフックと25G鑷子を用いて後方支持部を眼外へ引き出します。
■引き出した支持部先端をレンズ鑷子で強膜トンネル内に挿入し固定します。
■IOLの中心固定を行い、9-0ナイロン糸で支持部と強膜床を縫合します。

Detail 06.
6. 強膜創と結膜の縫合
■T字強膜創と結膜を8-0バイクリル糸で縫合します。
■漏れがなければ強膜は縫合しません。
■逆瞳孔ブロック予防のため、25G硝子体カッターで周辺虹彩切除(PI)を行います。