製品番号:G-31496
山根氏ダブルニードル・スタビライザー 30G針用
- JAN:4049368221425 /
【課題】
IOL強膜内固定術(フランジ法)では、アクシスマーカー、カリパー、インクを使用し強膜切開の刺入ポイントを特定します。しかし、結膜に針を刺入し強膜まで進入させ強膜トンネルを作製する際、刺入角度を適切に維持することは難しく、再現性と標準化が課題でした。【解決法】
山根氏ダブルニードル・スタビライザーは、強膜切開刺入ポイントのマーキングを容易にし、強膜トンネル作製時のより確実な操作を可能にします。リングに設けられた突起が、眼球をしっかりと固定し(図1)、針はガイドに沿って標準化された角度で刺入されます(図2・3)。【器具の特徴】
■本製品は180度対側2か所、角膜輪部から2mmの位置に針が刺入できるように設計されています。そのため、アクシスマーカーとカリパーの使用が不要になります(図4)。■リング状の本体には2つのウィングがあり、ウィングには針を通す溝(ニードルガイド)が設けられています(図4・5)。
■この溝に沿って針を進めることにより角膜輪部に対して20度内向き、虹彩面に対し10度下向きに刺入されます(図4・2)。
角度が一定になる事で 偏心・傾斜の無いIOL固定が可能になります。