ユーザーレポート

アイケア手持眼圧計

医療法人秀真会 藤岡眼科病院 院長 藤岡達彦 先生

医療法人秀真会 藤岡眼科病院 院長 藤岡達彦 先生

ユーザーレポートの第一回目にご紹介する製品は、アイケア・フィンランド社のアイケア手持眼圧計。
極小のプローブを角膜に接触させて測定する方法ながら、点眼麻酔薬が不要というユニークな特徴を有する製品ですが、実際の現場ではどのように受け入れられているのでしょうか。
北海道函館市の藤岡眼科病院の院長としてご活躍されている藤岡達彦先生にお話を伺いました。

アイケア手持眼圧計

簡単に測定できデータの信頼性が高い手持式の眼圧計を探していました。

藤岡眼科医院様ではアイケア手持眼圧計を積極的にご使用されているとのことですが、アイケア導入のきっかけを教えていただけますか?
往診に行く機会が多く、簡単に測定できデータの信頼性が高い手持式の眼圧計を探していました。
また、当院は車椅子で来院される患者様も多く、このような患者様は検査機器までの移動が大変なのは勿論ですが、固定式の顎台に顔を乗せることも困難です。アイケアはこのような問題を解決できる眼圧計でしたので導入を決めました。
これまでも手持式の眼圧計は使用されていたのでしょうか?
はい、スタンダードな手持ちの眼圧計を使用していました。
アイケアを使用してどのように感じられましたか?
そうですね、使用に関しては角膜との距離と角度、角膜中央部分を測定することさえ気をつければ誰でも簡単に正確な検査がしやすいと感じています。

点眼薬が必要なく測定時間が短いことは、患者様にとって大きなメリットです

具体的に気に入った点がありましたら教えていただけますか?
まず、第一に測定データの信頼性です。
導入後に自身で400例ほどアプラネーション、ノンコン、アイケアの3種でデータの比較をしてみたのですが、アイケアとアプラネーションではデータの差が小さく非常に良い結果が得られました。
一部文献ではアイケアは眼圧が高値になるとより高い値を示してしまう傾向があるとのことでしたが、自身で比較した限りでは正常範囲内のデータは正確でしたし、40mmHg以上の高値においてもアプラネーションと遜色のないデータを得ることができました。点眼の手間も無いため素早く検査することができます。
第三に、測定前に面倒な準備(キャリブレーション/校正)の必要がないので患者様をお待たせすることがありません。
第四に、測定の際、プローブ(角膜と接触する部分)を装填するのですが、手に触れることなく清潔に装填する事ができるので院内感染の危険性を軽減する事ができます。交換する場合も同様で、手に触れることなくプローブを廃棄する事が可能です。
第五に、測定時間が短時間であることです。これは姿勢を維持する事が難しい患者様にとっては非常に大きなメリットであると考えます。

患者様だけでなくスタッフからも検査が楽になったと聞いています

現在、アイケアをご使用になるのは藤岡先生だけですか?
いいえ。私も勿論使用していますがORTや看護師も使用しています。
ご使用されているスタッフ様の評価はいかがでしょうか?
操作自体も簡単で、面倒な準備も不要のため使いやすいと好評です。今まで眼圧測定が困難だった患者様への測定もしやすくなったと聞いています。また、患者様の移動が少なくなったためスタッフも検査が楽になっているようですね。
では、患者様の反応はいかがでしょうか?
患者様からも移動が少なくなり楽になったとの声を聞きます。
なにより、従来の眼圧検査が苦手だった患者様から「アイケアで測定すると不快感がないので良い」ということをおっしゃっていただけたのは嬉しかったですね。
現在の使用状況について教えていただけますか?
少し前までは、ノンコンをメインで使用していました。ノンコンで測定し、緑内障の疑いがあるようなデータが出たときは次にアイケアで測定、それでも疑われればアプラネーションで測定という3段階を踏んでいました。しかし、3段階で検査を行う時間のロスが問題でした。そこで問題を解決するために、最初からアイケアで検査してはどうかと考えたのです。
現在では本院にアイケア5台を導入しています。これにより問題であった検査時間と手間は解決することができました。
その上、アイケアは場所を取らないのでスペースを広く使えるようになったのです。分院にも2台導入していますが、今後はさらにアイケアを増やしていく方向です。

ストレスなく眼圧測定でき、術後診察時間も短くなりました

多くの患者様に使用されているとのことですが、特にアイケアが有用であると感じられる症例などございますか?
白内障手術後・硝子体手術後の患者様には特に有用だと思います。
術後の患者様は瞼などが腫れることがあります。以前は全てアプラネーションを使用しておりましたが、腫れている状態なので測定に必要なスペースまで開瞼することは困難で、術後診察に時間がかかっておりました。このような症例ではスペースが小さくて済むアイケアは有用です。
その上、手術により傷がある眼球を接触面積の広いアプラネーションで圧平することには抵抗がありますよね。
また、眼瞼下垂など瞼裂の狭い患者様にもプローブの接触面積の小さなアイケアは有用です。
現在では患者様と世間話などをしながらストレスなく眼圧測定でき、術後診察時間も短くなりました。
私自身が楽であれば患者様にとっても楽であると考えています。
往診にも行かれると伺っていますが、その際に寝たきりの患者様を測定されることはございますか?
もちろんあります。アイケア本体を下向きにするとプローブが出てきてしまうので測定できないかと思いましたが、測定方法を工夫すれば問題なく検査できました。
アイケアはプローブが床面に対して水平でなおかつ、角膜に対して直角にプローブが当たるようにしなければなりません。寝たきりの患者様の場合、リクライニング機能を使用してベッドを少し起こし、あとは介助者に首の後ろを支えてもらい測定するか、完全に起き上がれない場合は顔のみ横向きにして測定します。
前述した測定の条件さえ守れば、アイケア本体の向きは横向きであろうが、逆さであろうがデータには影響しません。現在の所、この方法で全て測定する事が出来ています。
アイケアは測定時間が短いため、患者様も姿勢を長時間維持する必要がないので、真下に向けて測定が出来ないことのデメリットは全く感じません。
往診の場合は患者様ご自身で眼を開けられない方も多いので、必要以上に開瞼して眼圧測定するより、接触面積が小さくて済むアイケアで素早く測定した方がデータも正確かもしれません。
アイケアをご使用になる上で問題点などはございますか?
やはりプローブのコストでしょうか…。しかし、患者様に直接触れる部分ですので、ディスポーザブルであることは当然のことだと思います。ただ、もう少し低価格であれば良いのですが。
それでも使用するのは、患者様からのアイケアに対する評価や、スタッフからの評価が非常に高いこと。そして、データの正確性や、適応の幅が広いということがプローブの価格というデメリットに勝るメリットだと感じるからです。
プローブのランニングコストを除けばアイケア本体は比較的安価ですし、光学台も不要になり省スペースです。
その他に何か気になる点などございますか?
アイケアが5台ありますので機械による個体差がないか日々チェックしています。
方法は、同一の眼を5台で順番に測定し比較するというものですが、現在まで機械の個体差によるデータのバラツキは認められていません。
本当に良くできている眼圧計だと思います。
医療法人秀真会 藤岡眼科病院
〒040-0064 北海道函館市大手町18-9
TEL : 0138-26-6721
URL : http://www.fujiokaganka.or.jp

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