イアーポッパー

Earpopper

耳管通気装置

イアーポッパーは、滲出性中耳炎の治療や耳管機能障害の予防のために開発された耳管通気装置です。

耳管通気療法とは、鼻から空気を送り込んで耳管を開放し耳管の換気や滲出液の排出を促す方法です。イアーポッパーは、耳管通気を子供から大人まで誰でも簡単に行えるよう作られた装置です。
how to use

使用方法

1)鼻腔にイアーポッパーのノーズチップを押し当て動作ボタンを押すと、鼻腔内に一定量の空気がコンスタントに送られます。最初はこの感覚に馴れてください。

2)イアーポッパーのノーズチップを鼻腔に押し当て、もう片方の鼻腔を指で押さえて塞ぎます。動作ボタンを押すと鼻腔に空気が送られ、中耳内の気圧差を調整します。その際、唾か水を飲み込むと耳管が開き、イアーポッパーからの空気が耳管に入りやすくなります。

3)反対側の鼻腔にノーズピースを当て同じ操作を繰り返します。症状に応じて、以上の操作を繰り返してください。
Products

製品情報

滲出性中耳炎の治療を効果的にサポート!

滲出性中耳炎の治療のひとつに「耳管通気療法」がございます。鼻から鼓膜の奥まで直接空気を送ることで、狭くなった耳管(耳と鼻をつなぐ通り道)を広げ、風通しが良くなり中耳炎に効果があると言われています。
イアーポッパーならこの通気治療を簡単に行うことができます。

※耳管通気法としてご使用場合は、かかりつけの耳鼻科の医師にご相談下さい。
※滲出性中耳炎とは、鼓膜の奥にある中耳に液体が溜まる病気です。小児の難聴の原因として最も多く、特に3~6才の子供に発症しやすい病気です。

航空性中耳炎の予防・改善に!

飛行機に乗る際に起こる、耳の痛みや詰まり感や耳鳴りなどの症状。これは航空性中耳炎と言われ、飛行機の離着陸時に急激な気圧の変化が起こるため耳管が閉じたままになり、鼓膜の内側と外側で圧力の差が生じて症状が現れます。
イアーポッパーを使用し、鼻から中耳に一定量の空気を送ることで中耳内の気圧差を調整し、症状を緩和することが出来ます。

ダイビングなどで耳抜きがうまくできない方に耳抜き練習!

イアーポッパーは耳抜きの補助器具としても使用可能です。鼻腔から耳管に空気を送ることにより耳管を開き、鼓膜内外の圧力を解消することで、耳が抜けた感覚を理解することができます。

耳抜きをすることで「潜水性中耳炎のリスクの軽減」にもなります。

製品情報

EP-2100 イアーポッパー

セット構成:
本体、ノーズピース1個、携帯用ポーチ

材質:本体:ABS樹脂[ 滅菌不可 ]
寸法:53(W)×113(H)×32(L)mm
重量:約125g(電池含む)
電源:単4アルカリ電池×4本